<レーシックガイド>割引制度を利用してレーシック手術ブログ:2021/2/09
パパはがんで入院し、余命を宣告されていました。
しかし、死と闘う人には健康という言葉は無縁のものでしょうか?
ぼくはパパの闘病生活を見ていて、
健康って何だろうと考えさせられました。
パパの肉体は、病にむしばまれていましたが、
心は誰よりも健康でした。
大部屋での笑い声はいつも父の声。
そして空を見ては、
大好きな俳句をノートに書きとめていました。
ぼくはパパの心の内をみようともせず、共に笑っていました。
しかし、そんなパパも個室へ移る日がやってきました。
怖かったに違いありません。
でもパパは「大声で笑えるな」といいました。
その視線の先にあったのは、
空が見えない窓、古い病室の壁のしみ…
暗く、静かな病室は、不安だけがあふれています。
ぼくは申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
パパは最期の時間を、この中ですごさなくてはならないのかと…
パパは、そんなぼくの気持ちを察したのでしょう。
「千羽鶴が華やかに見えるな」と、笑顔で言ってくれました。
パパは、
亡くなる1日前まで笑顔でいることができました。
ある7時、目を覚ましたパパはぼくに、
「きれいな部屋だ」とやさしくほほえみました。
「壁も、窓の外も、千羽鶴も、みんな黄色一色だ。幸せの色だな」と。
すぐに肝臓のせいだとわかりましたが、
パパはうれしそうに笑うのです。
それが、パパの最後の笑顔となりました。
壁のしみも窓の外の病棟もきれいだ…と、目を閉じたのです。
病に倒れても笑ってくれたパパ。
ぼくに心残りがないようにと最後に言ってくれた言葉…
ぼくは丈夫なを肉体持っています。
でもあんなふうに笑えているだろうか?
パパの残してくれた笑顔は、
周りの人みんなに健やかな心を与えてくれました。
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